【アーモンドコラムVol.3】アーモンドの歴史
- igetado
- 2025年11月26日
- 読了時間: 2分
更新日:2025年12月4日
世界を旅してきた木の実——アーモンド。

井桁堂グループにとって欠かせない素材であり、その味わいだけでなく“歩んできた物語”にも魅力がつまっています。
今回は、そんなアーモンドの知られざる歴史をご紹介します。
文明のはじまりと共にあったアーモンド

アーモンドの原産地は、現在のシリア周辺(チグリス・ユーフラテス川流域)。
桃やリンゴ、小麦などと同じく、この地域で古くから親しまれてきた果物です。
実はアーモンドと桃は同じルーツを持っていて、太古の地殻変動で分けられたともいわれています。
遊牧民の“携帯食”として広がる
昔の遊牧民たちは、ナツメやパンくずとアーモンドを丸め、旅の携帯食にしていました。
長い旅路の途中でこぼれ落ちた種が芽を出し、アーモンドは自然と世界各地へ広がっていったといわれています。
まさに、人と共に旅をしてきた「頼もしい木の実」だったのです。
古代文明にも姿を見せるアーモンド
アーモンドは古代のさまざまな文化で“特別な存在”として扱われてきました。
古代エジプト:王の墓に副葬された貴重な食材として描かれる
ギリシャ神話:女神の体からアーモンドの木が生まれる伝説がある
旧約聖書:贈り物として登場し、多くの記述に残されている
時代や地域を越えて、アーモンドが大切にされてきたことがよくわかります。
“ナッツの王”へ、そしてカリフォルニアへ

温暖な気候に適していたことから、アーモンドは地中海沿岸のギリシャ・イタリア・スペインへと広がり、
17世紀にはヨーロッパの料理やお菓子に欠かせない素材になりました。
18世紀にはカリフォルニアにも渡り、現在では世界の約8割を生産する一大産地となりました。
日本へ伝わってきたアーモンド
日本にアーモンドが伝わったのは江戸時代。
ポルトガル人によって持ち込まれたのがはじまりです。
明治になると本格的に栽培が始まり、今ではお菓子やスナックでおなじみの素材に成長しました。
井桁堂でも、このアーモンドの魅力を最大限に引き出すため、
素材選びから加工まで丁寧なお菓子づくりを行っています。

アーモンドの“物語”も一緒に味わって
アーモンドは、ただのナッツではありません。
古代から人とともに生き、世界を旅し、今なお愛され続ける“ストーリーのある素材”です。
そんな歴史に想いを寄せながら、井桁堂のアーモンドスイーツを楽しんでいただけたら嬉しいです。
参考文献 アーモンドの歴史 | BLUE DIAMOND ALMONDS


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