【アーモンドコラムVol.2】アーモンドの木
- igetado
- 14 時間前
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アーモンドの木ってどんな木?分類・開花時期・育て方の基本
春に可憐な花を咲かせ、夏にはナッツが実る——
そんな魅力いっぱいの「アーモンドの木」。
今回は、「アーモンドってどんな植物?」という基本情報から、
家庭でも楽しめる育て方のポイントまでご紹介します。
アーモンドの木の分類は?

アーモンドは、実は桜やモモ、ウメ、アンズと同じ仲間。
科:バラ科
属:サクラ属(Prunus)
種類:落葉性の高木
春に花を咲かせ、初夏に実をつける——
そんなサイクルをもつ果樹として分類されています。
開花時期はいつ?

アーモンドの花は3月中旬〜4月上旬ごろに開花します。
ちょうど桜と同じころに咲くため、ぱっと見では区別がつかないほど。
ただし、よく見ると花びらがやや大きく、ふっくらとしているのが特徴。
淡いピンクの花が、春の空にやさしく映えます。
花のあとには実をつけ、8月ごろに収穫期を迎えます。
桜とは違い、花も実も楽しめるのがアーモンドの魅力です。
※桜との違いについては「Vol.1」で詳しくご紹介しています。
アーモンドの木の育て方のポイント
「アーモンドって育てるのが難しそう…」
そんなイメージを持たれがちですが、
実はコツさえつかめば家庭でも育てられる木なんです。
🌱 日当たり・風通し
日当たりと風通しの良い場所を選びましょう。
湿気の多い場所や風がこもる場所は避けるのがポイントです。
💧 水やり
土が乾いてからたっぷりと与えるのが基本。
地植えなら自然の雨に任せてもOKですが、乾燥が続くときは水を補いましょう。
✂️剪定
剪定をしないと5m近くまで成長するため、コンパクトに育てたい方は定期的な剪定が必要です。
落葉期(冬〜早春)に行うと樹形が整います。
🐛 病害虫対策
アブラムシがつきやすいため、見つけたら早めに駆除を。
市販のアブラムシ用スプレーで簡単に対処できます。
🪴 植え方のポイント
地植えは「高植え」にして水はけを良く。
鉢植えならスリット入りの大きめ鉢に、真砂土と培養土を1:1でブレンドしましょう。
肥料は緩効性の固形肥料(2~3年効くタイプ)を。追肥は基本的に不要です。
最初の実りは3年後!

接ぎ木苗が多いため、1本でも実がつきますが、
近くにモモや花モモの木があるとより実つきが良くなります。
植えてからおよそ3年目に、待望の初収穫を迎えられるはず。
実際に、サロン・ド・テ名古屋ふらんすの店舗や本社でも、アーモンドの木を育てています。
春には可憐な花が咲き、スタッフやお客さまの目を楽しませてくれています。
身近な場所で育てられるアーモンドの木——その魅力を、ぜひ感じてみてください。




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