Interview
社員インタビュー
「やりにくいなら、変えちゃえばいい。」若手社員がつくる、働きやすい製造現場
日進工場 製造部
堺澤 勇悟さん
(2024年入社)

「食品は、なくならない」から選んだ道
Q. 就職活動では、どんな軸で会社を選んでいましたか?
堺澤さんが就職活動で大切にしていたのは、「食品に関わる仕事がしたい」という思いでした。
「食品は、人の生活に絶対に欠かせないものだと思っていました。機械やAIがどれだけ発展しても、食べることはなくならない。そこに魅力を感じて、食品分野を志望していました」
大学では教育学部に所属し、公務員試験を受験。市役所のインターンシップにも参加しました。
しかし、実際に経験してみると、もっと自分が成長できる環境に行きたいという思いが強くなったといいます。
最終的には、複数の内定先から井桁堂グループへの入社を決めました。
Q. 井桁堂グループを知ったきっかけを教えてください
「地元が愛知なので、『名古屋ふらんす』はもともと知っていました。学生時代にはサロン・ド・テ 名古屋ふらんすの本店にも行ったことがあります」
実際にお店を訪れた際の雰囲気や味も印象に残っていたそう。
身近に知っている商品だったことも、入社を決める理由の一つになりました。
Q. 入社後、ギャップはありましたか?
もともとはお客様と直接話す営業の仕事に興味があった堺澤さん。
しかし、配属されたのは日進工場の製造現場でした。
さらに入社から3か月ほど経ったタイミングで、年齢の近い社員がほとんどいない環境に。
「若手のうちから任されることが多くて、仕事は覚えるしかない状況でした(笑)」
予想とは違うスタートでしたが、与えられた環境の中で経験を積み重ねることで、少しずつ仕事の見え方が変わっていきました。
毎日違うからこそ、現場は面白い
Q. 1日の仕事の流れを教えてください
現在、堺澤さんが担当しているのは、日進工場1階での製造業務。
タルトやクッキー、ガレットなど、さまざまなお菓子づくりに携わっています。
7:30に出勤し、機械の立ち上げや仕込み、成形、焼成準備などを行い、9:00の朝礼後は製造作業に加えて、現場の管理も担当します。
日によって製造する商品や作業が変わるため、「毎日同じ仕事」ということはありません。
「タルトだけでも25種類くらいあります。新商品が増えれば、それだけ覚えることも増えていきます」
見た目にはかわいらしいお菓子でも、製造現場には細かな作業がたくさんあります。
例えば、タルト商品の焼き印。
「焼き印で顔をつくる作業も、危険も伴いますし、結構手間がかかります(笑)」
一つひとつの商品に向き合いながら、品質と生産予定の両方を見て現場を動かしています。
Q. どんなときに、仕事のやりがいを感じますか?
「自分が仕込んだ生地が、商品として焼き上がったときですね」
仕込み方や焼き上がりを確認しながら、「今日はきれいにできた」「見本どおりに仕上がった」と感じられる瞬間が、やりがいにつながっています。
そして、もう一つ嬉しいのが、後輩の成長です。
「後輩ができなかったことをできるようになっていくのを見るのは嬉しいです。『後輩を育てたい』という思いも強くなりました」


一方で、できることが増えたからこそ、見るべきものも増えてきました。
「1年目の頃は自分の作業で精いっぱいでした。今は、人の動きや全体の状況も見るようになりました。誰がどこに入ればいいか、どうしたら全体がうまく回るかを考えるようになりました」
現在は、1階の製造現場で働くメンバーが、できるだけ多くのポジションに対応できるような体制づくりにも取り組んでいます。
最大30名ほどが働く現場だからこそ、一人ひとりがいろいろな仕事に対応できることが、現場の強さにつながります。
Q. 以前はカイゼン推進担当や、今期はアーモンドまつり実行委員長も務めていますよね?
通常業務に加えて、打合せや資料作成などもあり、正直大変だという堺澤さん。
それでも、「任せられた仕事には、真摯に取り組むしかないと思っています」と、前向きに向き合っています。
「やりにくいなら、変えちゃえばいい」

Q. 堺澤さんは、社内のカイゼン活動やQC活動にも積極的ですよね?
「やりにくいことがあるなら、変えちゃえばいいと思うんです」
作業手順、ミスの防止、作業時間の短縮。
現場で仕事をする中で、「もっとこうしたらやりやすいのに」と感じることは少なくありません。
だからこそ、今は一人で考えるのではなく、みんなで話し合いながら改善していくことを大切にしています。
「自分の見つけたカイゼンで、みんながやりやすい環境をつくれたら嬉しいです」
自分自身ができることを増やすだけでなく、周りが働きやすい環境をつくる。
それが、今の堺澤さんが目指している製造現場です。
「風通しがよくなってきた」職場
Q. 先輩や上司は、どんな存在ですか?
「相談しあえる関係です。距離感も近いと思います」
困ったときに相談できるだけでなく、自分の考えを伝えたり、一緒に解決策を考えたりできる関係性が、日々の仕事を支えています。
Q. 職場の雰囲気を一言で表すと?
「風通しがよくなってきた、という感じです」
最近では、仕事の手順やミスの防止、時短の方法などについて、現場のメンバーみんなで話し合う機会も増えてきました。
「話し合うときは、できるだけ全員が話せるようにしたいと思っています。誰かの意見を否定するのではなくて、まず聞いてみることを大切にしています」
一人ひとりの意見を聞きながら、より働きやすい現場をつくっていく。
そんな環境づくりにも、若手のうちから積極的に関わっています。


Q. オフの日はどのように過ごしていますか?
「喫茶店に行くことが多いです。あとは、おいしいものを食べたり、行きつけのバーに行ったり」
特に好きなのが、喫茶店巡り。(写真は堺澤さんが訪れたカフェの一部とのこと。)
気になるお店を見つけては実際に訪れ、山形まで喫茶店を目的に訪れたこともあるそうです。
そして、休日の時間を使ってさまざまな資格取得にも積極的に挑戦しているとのこと。
「時間があってハマってしまうと、資格取得までやり切ってしまいます」
仕事でも休日でも、「知りたい」「できるようになりたい」という気持ちが、堺澤さんの行動の原動力になっています。
「毎日成長したい」という気持ちを忘れない

Q. 仕事をするうえで、大切にしていることは何ですか?
「視野を広く持つことです。自分の仕事だけを見るのではなく、周りの状況や相手の気持ちにも目を向ける。そのために、『相手の話をしっかり聞くこと』『相手に寄り添うこと』も大切にしています。」
そして、もう一つ意識しているのが「完璧を求めすぎないこと」。
「完璧を目指しすぎると、自分だけでなく周囲にも厳しくなってしまいます。自分の考えだけにこだわりすぎないように気を付けています」
「毎日成長したい」という気持ちを持ちながら、その日に自分が何をすべきなのか、どんな役割を果たすのかを考えて仕事に向き合っています。
Q. どんな人に、井桁堂グループは向いていると思いますか?
「自分を高められる人だと思います」
製造の仕事でも、入社して終わりではありません。
新しい商品が増えれば、新しい仕事が増える。できることが増えれば、任されることも増えていきます。
「新しいことを覚えていきたい、できることを増やしたい、という前向きな気持ちがある人は向いていると思います。あとは、積極的に行動できる人ですね」
Q. 就職を迷っている学生へ、メッセージをお願いします
「就職活動中の学生さんには、自分でよく考えて、自分で答えを出して入社してほしいです」
周囲の意見や会社の知名度だけで決めるのではなく、自分は何をしたいのか、どんな環境で働きたいのか。自分自身と向き合って決めてほしい。
そして、失敗を恐れないでほしいともいいます。
堺澤さん自身も、想定していた仕事とは違う製造現場からのスタートでした。
けれど、その場所で経験を重ねる中で、できることが増え、視野が広がり、今では後輩の育成や現場の改善まで考えるようになりました。
「最初から全部できる人はいないと思うので。失敗しながら覚えていけばいいと思います」
自分で考えて、行動して、少しずつできることを増やしていく。
その積み重ねの先に、新しい仕事の面白さや、自分自身の成長がある。
今日も堺澤さんは、製造現場で仲間とともに、一歩ずつ成長を続けています。

Profile
所 属:井桁堂株式会社 製造部(日進工場)
名 前:堺澤 勇悟
入社年:2024年
出身校:愛知県内の大学 教育学部
好きなお菓子:エンガディナー
